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地球が生み出した神秘、水晶の世界へ福岡市少年科学館で開催中「水晶展」

九州で採集された水晶も展示されている


福岡市中央区赤坂にある「福岡市立少年科学館」で、
日本中から集まった水晶を一挙に公開する「水晶展」が始まりました。
鉱山等から採集された当時の状態で、
自然に近い状況の水晶を中心に約70点が展示されています。
入場無料で天神からのアクセスも良いのでふらりと訪れるのも良し!
1階にはプラネタリウムもあり、
お休みの日のちょっとしたお出かけにもぴったりですね。

福岡市立少年科学文化会館「水晶展」
住所:福岡市中央区舞鶴2-5-27
会期:2012年1月14日(土)~2月19日(日)
時間:9時~17時
会場:3階特別展示ホール
料金:無料(プラネタリウムは有料)
HP:福岡市立少年科学文化会館

彼女はもうひとりのモナ・リザ?!ルネサンスの美を伝える「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」

2012年1月5日、午前9時より開催された開会式。写真はテープカットの様子

福岡市美術館で開催中の「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想」展に行ってきました。
レオナルド・ダ・ヴィンチは、日本でも有名な中世ルネサンスの美術家のひとり。
万能の天才として知られる彼の才能のうち、
今回の特別展では特に彼の優れた観察力、デッサン力を垣間見ることができます。

例えば、ルネサンス期の画力を測る基準として考えられていた衣紋。
衣を身にまとう人間があたかも目の前に存在するように、
また、しわを寄せる衣がなめらかに波を打つように描かれています。
その類稀なる画力が発揮された《衣紋の習作》2点が、
本展では日本で初公開されています。

そして、本展最大の見どころは、
レオナルド自身による未完成作品だという説がある《アイルワースのモナ・リザ》。
もうひとつのモナ・リザではともいわれるこの作品も、
本展により日本で初めて公開されます。

ほか、レオナルドと弟子による共同作品とされる《岩窟の聖母》や、
ダ・ヴィンチと同時代に活躍したラファエロ工房など、
ダ・ヴィンチが生きたルネサンス期の美の世界を堪能することができます。

個人蔵の作品が多いため、専門家でも目にする機会がほとんどないものも多く、
そのほとんどが日本初公開作品なのだとか。
中世の美を語り継ぐ希少な作品たちにふれて、
美の巨匠といわれるダ・ヴィンチの世界へタイムスリップしてみましょう!

福岡市美術館
http://www.fukuoka-art-museum.jp/